耳を傾ければ何かが見える!!
以下はこのHPに寄せて頂いた貴重な貴重な体験記です。皆さん是非参考にして下さい。体験記を頂いた皆さん、この場をお借りしまして改めて本当にありがとうございます!!!
シミズマンさん(2004/08/10.11 @グアム)
イヌヤマさん(2004/11中旬 @ハワイ)
tm_doragonさん(2004/? @グアム)
テツさん(2004/8〜11 @シカゴ)
里香さん(2004/11/29・30 @サンフランシスコ)
Tahitiさん(2004/11/16 @ハワイ)
Yuさん(2004/8月 @?)
kttiさん(2005/02/28 @グアム)
里香さん(2005/2/25・28 @グアム)
GOMEZさん(2005年第2シーズン @?)
シミズマンさん(2005年7月 @ハワイ)
Tahitiさん(2004/8/29 @テキサス・サンアントニオ)
シミズマンさん
2004年8月10日、11日 atグアム
私はCPAの勉強を始めて約1年で試験に臨みました。8月9日に成田を発ち昼過ぎにグアムに到着しPalace
Hotel Guamに泊まりました。
試験会場のBank of Hawaiiまでは車で10分くらいのところにありました。正面玄関を入り、奥のエレベーターに乗って4階へ行き「prometric
center」と書いてある部屋に入るとスタッフの人が明るく出迎えてくれます。私は英語が得意ではないのですが、「今日はCPAを受けに来たの?じゃあここに名前と科目を書いて」みたいなことを言われ、本人確認資料提示を求められます。(パスポート、クレジットカード)ロッカーの鍵を渡され右側にあるロッカーに荷物を入れ、奥の部屋へ。そこでサイン、入室時間を書き写真撮影をして自分のパソコンへ案内され試験開始です。
私は初日にAUD、二日目にFAR、三日目にBEC、REGを受けましたが、出来が悪いためeasyな出題だったようでどの科目も30分前後早く終わってしまいました。なので余裕があるときにトイレに行き、トイレの場所の確認をしておきました。(男子トイレは「4,5」とボタンを押すと開くと思います。部屋がかなり寒かったので三回はトイレに行き寒さをしのぐほどでした)テストレットごとに全く同じ問題が出たことが何度もありましたが、何問かは得点にならないダミー問題だそうなので気にせず全問全力で解くべきです。一日に二科目受験するのはそんなに大変だとは思わなかったので「疲れ」に対してそんなに神経質にならなくてもいいと思いました。ただ、一度に4科目受験するのはかなり厳しいと感じました。本番の試験では「浅く広く」と知識では太刀打ちできません。K.Tさんのように二科目に絞って深く勉強して科目合格をねらったほうがいいと思いました。(グアムは追加チャージがかかりますが、二科目受けるのであれば飛行時間三時間、時差1時間なので一泊で十分です。)
私は一人で海外旅行するのは初めてだったのでかなり不安でしたが、何とかなりました。これから受ける方はぜひがんばってきてください!
(ページ先頭へ)
イヌヤマさん
2004年11月中旬 atハワイ
私は、FAREとBECの2科目を受験してきました。今回が、初受験です。
まず、試験会場へタクシーで行かれる方は、運転手に試験会場の住所(通り名、番地)を教えれば、すんなり連れて行ってくれます。またワイキキよりバスで試験会場へ行かれる方は、2番若しくは13番のバスに乗り、Bishop
Stで降りればOKです。
試験会場のあるビルの周りの環境は、ビジネス街があったり、大学や中華街があったりといった感じです。ワイキキと雰囲気が違って日本人はほとんどいない感じでした。ハワイの受験会場の環境は、K.Tさんのおっしゃる通り、とてもいい環境でした。Centerのスタッフもメガネをかけたアジア系の男性でとても感じのいい人でした。ただ注意すべき点は荷物を預けるロッカーが少し小さめなので、試験会場へ行く際には、手荷物をコンパクトにして持って行かれるといいと思います。
試験の方は、初日にBECを受験しました。試験の感想は、以下の通りです。
・噂通り、IT系の問題で今まで見た事ない問題が出ていた
・管理会計系の問題は、基本レベルであった
・Business Structure系の問題で、多少ひねっている感じだった
時間的なところは、持ち時間2時間30分でMC90問を全て解き終える事ができました。具体的な時間配分としては、1Testletあたり50分を目安に1問あたり1分〜1分30秒で問題を解き、余った時間を見直し等に利用して、それでも余ったら、次のTestletで苦戦する場合に備え、先に進みました。
二日目にFAREを受験しました。試験の感想は、以下の通りです。
・公会計で、公に公表されている予定出題割合程度(約20%)の数の問題がしっかり出題されていた
・全体的にSimulationを含め出題範囲にかなり偏りがあった
・MCは奇問、難問はそれほどなかった印象だが、Simulationは、出題ミスをしているのではないかと試験中考えてしまうほど あまりにひねりのない単純な問題が出題されて、逆に回答する際にかなり悩んだ
・Reserchは、ひたすらキーワードを打ち込み検索した中身を簡単に確認して回答
・Written Communicationは、最後まで諦めず自分自身の記憶にある知識を時間内に一生懸命文章としてつなげて回答
・受験された方の中の感想記によくある違うTestletで全く同じ問題は出題されなかったが、同じタイプの問題は出題されていた
時間的なところは、持ち時間4時間をフルに使い、全問題を全て回答できました。具体的な時間配分は、MC90問を1時間40分で解き、Simulationを1testletあたり1時間10分で回答しました。Simulationの1時間10分という時間の中、やはりWrittenCommunicationに時間が相当かかってしまった印象があります。
最後にこれから初めて受験される方へのメッセージとしては、
-よく言われている事ですが試験前にしっかりと戦略的に時間配分を考え、試験に臨む
-分からない問題があっても、後で簡単な問題が出題されている可能性があるので、ある程度時間が経ったらいったんその問題を諦めて、どんどん先に進む
-最後まで試験を絶対に諦めない
私もまだ2科目残っています。皆さん、全科目合格に向けて頑張っていきましょう!!!
(ページ先頭へ)
tm_doragonさん
2004年?月 at グアム(BEC)
・総論
私はUSENなので参考になるか分かりませんがUSENの教材をベースに感想を述べます。私の勉強法はUSENで提供された問題(MC+対策講座の問題)をひたすら回し、テキストは参考書として使用しています。2週間ほど前、模試を受け、結果は72/100でした。本試験は模試よりも難しいと感じました。(ま、模試ではMC問題集そのままパクリ問題が結構あったので当然ですが)本試験の自己採点は自信を持って答えた問題が50%、最後の2つまで絞れるがあとは勘頼りだった問題が25%、全く勘頼りだった問題が25%、それぞれ正解率が100%、50%、25%だったと想定して素点で60点後半から70点、あとはゲタ次第といった感じです。
・各論
基本的にはイヌヤマさんの体験記に同感です。
@IT:お初問題結構出ました。USENのあのITの授業とMC問題集じゃ対応不可能と思われる。まだ始まったばかりの科目なので、予備校側も対策が絞りきれてないのか?深追いは禁物か。
A経済:あまり印象に残っていません。特に難問もなかったような。
B管理会計/ファイナンス:難しい計算問題はなし。個別原価計算と総合原価計算、直接原価計算と全部原価計算、DM/DLの差異分析、FOHの変動/固定の差異分析は基本的な計算問題を繰り返しきっちり押さえるべきかと思います。ロジックを押さえれば確実な得点源になるので。
CBussiness Structure:こいつがくせものでした。細かくつつかれました。私は虫食い状に押さえていた(MC問題集で聞かれている部分しか覚えていなかった)がそれ以外の部分をつかれました。量はそんなに多くないので、きっちり押さえればここも確実な得点源になると思います。
私も仕事をしながらの受験なので、時間の確保には苦労しております。今回の受験も仕事終わりで空港直行、PM10時便、AM2時グアム着、同日午後受験とあわただしい日程でした。本試験を初めて受験し、つくづく金のかかる、面倒くさいわがままな女みたいな試験だと実感しました。
(ページ先頭へ)
テツさん
2004年8月31日 10月7日 11月22日 11月29日 at シカゴ
以下、受験体験記(TAC受講者ですので、その他の方の参考にはならないかもしれません)。
8月31日・・・シカゴにてREGを受験(10月に合格)。他の方が既に書かれているとおり、最小限の荷物しか持ち込めない点のみに注意。当方は、シカゴの大学院に通っているために近所にヒョイっという感じで試験を受けにいけるが、日本からだととっても大変ですね。シカゴで試験を受けられる方がおられたら御連絡ください。REGはFARと並んで勉強時間が如実にスコアに反映される科目だと思われ、TACのテキスト&問題集のみで十分対応可能だと思われます(当方は、チャレンジ問題は飛ばして問題集及びテキストを3回ずつ回しました)。注意点としては、細かい知識を問われることが多いので、テキストに出ている部分は細部まで(数字は重要なもの以外は特段必要ないと思います)頭にいれておくことが大事だと思います。また、シュミレーションにおいては、FARの時もそうだったのですが一番右側のタブのところに補足情報のような形で必要な情報が記載されている場合がありますので、問題を読んで情報が足りないと思ったらそこもチェックしてみてください。
10月7日・・・シカゴにてBECを受験(1月に合格)。いわゆる旧分野及び新聞やともにタックのテキストと問題集で対応可能だと思われます。特に旧分野はしっかりと勉強すればほぼ100%の得点が可能だと思われます。戦略としては、旧分野をしっかりとおさえた上で、ITを除く新分野(ECO&FINANCE)にアタックしてITは講義で触れている部分及び監査とかぶる部分のみをしっかり押さえるという感じでしょうか。それで、結構いいスコアがでましたので十分だと思います。
11月22日・・・シカゴにてFARを受験(1月に合格)。REGの部分で書いているとおり、TACのテキスト&問題集の反復で十分ハイスコアが獲得可能だと思われます。全体的に難しい問題はあまりなかった(スコアは結構いいスコアでした)ので、勉強の際に、難易度の高い問題にあまり時間をかけるのは効率的ではないと思います。
11月29日・・・シカゴにてAUDを受験(1月に合格)。何とか合格しましたが、この分野は正直TACのテキスト&問題集では少し心もとないと思います。説明&論点が不足していると思われる箇所が結構ある(特にsubstance testの箇所)と思いますので、余裕があれば他の予備校のテキストもしくは日本の公認会計士のテキスト等で補足しておいたほうがよいと思われます。
シュミレーションについて・・・TACのシュミレーション対策ビデオ(普通の講座についてくる3本のビデオ)をチェックしましたが、シュミレーション対策としてはあの3本のビデオで十分だと思います。ライティングの部分だけは、重要な単語は英語で覚える&英語の手紙形式の最初・最後の部分だけでも丸覚えしておくということくらいは必要だと思います。
時間配分等について・・・8月31日のREGは初めての試験ということもあり、時間配分をミスってしましました。一度試験を経験すれば、残りの試験では場慣れすると思いますので最初の試験だけはきっちりと時間配分にお気をつけください。
(ページ先頭へ)
里香さん
2004年11月29.30日 at サンフランシスコ
先日合格通知を受取って、掲示板に投稿させていただいたところ、予想以上の方から書き込みを頂き、本当に感激しています。
受験でトラブルがあったという意味で、私と同じようなトラブルがある人・トラブルがあった時どうなるか参考になるかな、と思い投稿することにしました。
2004年11月29日月曜日AUDIT(83点で合格)
AUDITの4テストレット目が終了してドアマーク(done)をクリックしたところで、画面が消えました。真っ黒になったのです。
最初は5テストレット目が立ち上がるのに時間がかかっているのだと思っていたのですが、単純に吹っ飛んだみたいです・・・・。
その後30分以上かかって、立ち上げなおしたり、とにかくいろんなことをテストセンターの方はされていました。
この立ち上げが一度でうまく行ったのなら、まだしも、本当に何回も何回もうまくいかず、立ち上げるのを見ていたらショックでしたね・・・・・。きちんとデータはとれているのか、時間がこの間はカウントはされていないのか。
テストセンターの人によくあることですか?と聞いたら、初めてだと言われてこれもかなりショックでした。
で、最終的には立ち上げができて5テストレット目が始まりました。
最初の写真入りの画面が出てきて、時間もちゃんとキープできていました。
5テストレット目の問題は、問題文をそれ程読まなくても、関係なく解答できる問題だったから助かりました。とにかく、30分の間に頭が休まり、自分の過去が走馬灯のように過ぎ去り、近年にない冷めた自分がそこにいました。
USENに国際電話をかけて聞きましたが、点数が異常に低くても、抗議したところで無理らしいです。
問題自体も難しかったのですが、それでも、こんな理不尽な理由でテストに落ちていたら、耐えれないという気持ちで、ホテルの部屋についたとたん、もう号泣してしまいました。
泣きはらして、憔悴した顔でホテルレストランに行きました。
涙をこらえながらご飯を食べている私に、レストランのおじさんはこういいました。
人間は、自分が思い通りに行って当たり前で、思う通りに行かなければ、悲しいと感じる。
あなたはまだ27歳だ。僕もその頃に戻りたいよ。まだまだいろんなことができる。いろんな苦しいこともたくさんある。
でも、明日は別の日だ。
がんばりなさい。センチメンタルになるな。何度でもやり直せばいい。
利害関係があるUSENの冷たい言葉の後に、このおじさんの優しい言葉。旅人の日本人を慰めても彼には利益はないのに、私を延々30分は慰めてくれました。そして、私には生涯忘れられない言葉になりました。
とにかく、悪いことを考えないようにするために、時差ぼけ防止の睡眠導入剤を飲んで眠ることにしました。
2004年11月30日月曜日FARE(82点で合格)
とにかく、時間がありません。MCを1テストレット45分は無理です。55分は必要です。
基本的な問題、とかみんな書いていますが、数学的センスを問うような問題ばかりでした。
最初のテストレットで1時間近くかかりました。
2テストレット目に行って、時間がないから飛ばそうと思っても、無理です。
計算問題が妙にトリッキーです。あんなに計算用紙が一杯になった試験は初めてですね。
見直しなんてとても出来ないことに気が付いて、前から地道に解いていくしかないですが、
本当にあせりますね。これは。
文章も長いし、計算問題が本当に多い。単純な用語の問題なんて多分1テストレット中5問くらいです。
聞かれていることが簡単な問題は今度は計算が難しい。
とにかく、あきらめるな、あきらめるな、と言い聞かせて最後まで行きました。
あと政府会計、とにかく難問しかありませんでしたよ。
教科書を熟読して、MCを解いて、というのを繰り返すしかないとは思いますが、政府会計については
応用問題も絶対にやらないと解けません。見たようなMCはありませんでした。
最後に付け焼き刃の実力は本当に通用しないと感じました。
基本をやって、問題をやって、そこで応用に対抗できる力をつけないとMCが解けません。
50点取れていないと思い封筒を開けました。
結果と試験の感触がこれほど一致しない試験はないな、と思います。
(ページ先頭へ)
Tahitiさん
2004年11月16日 at ハワイ
私は出願州がデラウェアですが、ハワイで受験しました。
私の場合は仕事もしていませんので、時間的余裕があったのでサーチャージがいらないし、マイルも貯まるハワイを選びました。
ハワイのテストセンターへはワイキキからバスで行きました。午後12半からの試験の予約でしたが、11時前にテストセンターに行って、何時からテストを受けられるか聞いたところ、今すぐに受けられるということで、1時間半前でしたが、テストを受けることができました。
私はグアム大学の通信で2003年の秋頃から受講し始めましたが今回が初めての受験でした。しかし実際に本腰を入れて勉強を始めたのは2004年の8月末からでした。1科目だけでも11月に受験をしようと決めたのが8月中旬で、3ヶ月弱しか時間がなかったので、FARだけに絞って勉強をしました。グアム大のテキストを復習して、うる覚えの状態でBiskに取り掛かりました。最初は60%位の正答率でした。Biskは結局5,6回まわしました。テスト直前には正答率は80〜90%でした。予備校ではシミュレーション対策はない状態だったので、Gleimを購入してシミュレーション対策にあてました。しかし、正直Gleimはかなり難しく、あまりの難しさに不安になるだけだったような気がします。確かに慣れるためにはよかったのでしょうが、$100の価値はあったのか・・・は疑問です。
試験を受けて感じたことは、いくら過去問を何度もまわして問題に慣れていても、実際の試験には同じ問題はほとんど出ないわけで(2問くらい過去問と同じ問題がでました)、いくら過去問が90%の正答率でも、そう簡単にはいかないということでした。MCはとても突っ込まれた問題ばかりで、基本の知識だけで答えられるような簡単な問題の印象はあまりありません。かといって、マイナーな問題がたくさん出るわけでもなかったと思います。浅く広くでは答えられない問題は多かったと思います。
過去問をただ解くだけではなく、その解答になる理屈を覚えていくことが大切だと思います。うる覚えのままでは本番では答えは出せないと思います。私は最初の問題に10分くらいかかったと思います。本来なら2分もあれば解けるような問題でした。過去問でも出たことがあるような問題の、言い回しが少し変わっただけの問題でした。しかし、緊張から頭が真っ白になり、問題の解き方はわかっているとわかっているのに、解き方を思い出せず、心を落ち着かせるために時間をかけました。結局MCに2時間半、シミューレーションに1時間半くらいの時間配分になってしまいました。私の場合は2つめのシミュレーションではリサーチとWriting以外の問題はほとんど答えられなかったと思います。その結果シミュレーションは配点の半分くらいしか得点できませんでした。
2003年の試験問題をAICPAがリリース問題として20問出したものを試験2週間前くらいに解きました。もちろん初めてみる問題でしたが、正答率は60%くらいでした。正直、こんなに難しい問題が出るとはそのときは思いませんでした。しかし、実際のテストの感じはリリース問題と同じかそれ以上に難しかったです。
試験を終えて思ったことは、難しいの一言で、期待を持てるような感触はまったくありませんでした。それでも結果が来るまでは、期待を捨てられず、しかし期待はできない感触だったことを思い出し落胆するばかりでした。11/16に受けた結果が届いたのは1/22でした。ドキドキしながら封筒を開けると、78の文字が見えました。その下にPASSと。信じられませんでした。今でも信じられません。あれだけ、駄目だとしか思えなかったテストの感触でも受かっていたのです。この試験は結果を受け取るまで本当にわかりません。
どれだけやれば75点を越せるのか?それは過去問の正答率だけでは言えないのでしょう。しかし、過去問を解きながらその理屈を頭に叩き込むことが大切なことはわかりました。過去問を回す回数ではなくて、理解度を深めることが本番では力として発揮できると思います。私はまだ3科目残っています。それでも1科目終わったということで気持ちは楽になりました。時間がない方ばかりなので、私のように1科目ずつ受けることはなかなか難しいと思いますが、私のように時間に余裕があれば(そんな方はいないでしょうね・・・)まずは1科目という選択はCPAへの道を勇気付けてくれる方法だと思います。
(ページ先頭へ)
Yuさん
2004年8月 at?
(管理人注)
YuさんはTACの受講生との事です。
REG 総評
MCは簡単だった。頭を使って考える問題はほとんど出なかった。解けない問題(2〜3割)ははじめから知識がなくて解けないだけ。この2〜3割の問題を解けるようにするにはWilly などが有効かもしれないが、勉強したところで出ないことも十分考えられるので捨てたほうが効率的だと思う。残りは内田先生ノートの暗記とBecker の問題を解いていれば特に問題はないと思われる。
Simulation はBecker だけでは対応できない。前半の問題とResearch は基本的に知識を問う問題なので、それほど対応に苦慮しないが(それでも難易度はBecker より上)、Communication は全く異なる問題が出題された。ただ、傾向としては単純に知識を問うものか、それともClient に提案するという形かという2つに分けられことを知っていれば部分点は取れるはず。
REG−MC(??は何が出たか記憶にないことを意味)
1.Ethics and professional responsibility
とっても簡単。心配無用。Becker で十分対応可能。
2.Business law
Commercial paper、Trust、Estates、Securities
regulations が重点的に出ていました。
3.Fed. Tax procedure and accounting issues
??
4.Fed. Taxation of property transactions
??
5.Fed. taxation ? individuals
ほんの数問だけ。簡単なものばかり。
6.Fed. Taxation ? entities
これがほとんど。とくにPartnership が重点的に出題されていた。
REG−Simulation
時間がまったく足りない。時間がかかることが予想されたので、2問合計100 分くらいを残しておいたのだが、それでも足りなかった。特に1問目に60分以上費やしてしまった。
ただ、1問目の分量が明らかに多かったので、2問目は分量的には少ないだろうと思っていたらそのとおりだった。
<1問目>
タブの数は10個くらい。Sec.1231, 1245, 1250 asset について突っ込んで聞いてきた。前問まではCorp.がらみの問題だったにもかかわらず、Communication は個人のEstimatedtax payment について聞いてきた。設問の意味が良くわからずに撃沈。Research は何を聞かれたか忘れたが、こちらも撃沈。
<2問目>
タブの数は6個くらい。具体的な設問内容は忘れたが、どれもそれほど難しくはなかった。ただ、Communication は前のSimulation と同じような問題が出て撃沈。Research は10秒で終わるような簡単なものだった。
BEC 総評
旧試験制度にも出題されていた部分の難易度は旧試験に比べて格段に落ちている。新試験制度から新しく加わった部分は一般常識がより試される内容だった。一般常識とは専門知識とは言わないまでもビジネスに携わる人であれば当然知っていなければならないような内容のこと。たとえば、XMLについてだとか。
なお、電卓を使ったのは5回くらい。
1.Business
structure
予想通りPartnership
が出題のほとんどを占めていた。そのほかはLLC、LLP、LP がほとんど。普通のCorp.などは出なかった。
2.Economic
concepts(新)
問題集を2、3回解けば問題なし。基本的な問題しか出なかった。というか、専門的なことはほとんど出なかったように思う。覚えている限りでは、独占市場の特性として不適切な選択肢を選ばせるもの、EVA
の導入がなぜ難しいのかなど。
3.Financial
management
これも簡単なものばかり。CAPM
などの資本コストを算出させるような計算問題は全くでなかった。
4.Information
technology
最も一般常識が要求された。冒頭のXMLなど。
5.Planning and
measurement
こちらもとても簡単。製造間接費の差異分析は出なかったし(直接材料費の価格差異と数量差異は出た)、計算問題もほんの数問だけ。あとは知識を問う問題が中心だった。
(ページ先頭へ)
kttiさん
2005年2月28日 atグアム
2/28にBECを受験してきました。
去年の11月にBECとFARを受験しBECの不合格の結果が12/28に届いたため,勢いでBECのリベンジをしたくて再受験申込をしました。
ちなみにFARの不合格の結果は1/20頃に届いたのですが,その時から2月に向けて対策をとるのは厳しいと思い5月にAUDと一緒に申し込みました。
本当は12月にBECとFARの勉強をすべきだったのですが,REGの単位試験が取得単位数の関係で必要なかったので12月はREGの勉強をしました。正直FARもBECも予備校の模試では合格範囲だったので試験の手ごたえから,合格したかも???と思っていましたし。
11月の試験の対策は・・・(予備校の模試で高得点を取った方法は・・・)
FAR 予備校の問題集をひたすらこなす。2003年度の最終の問題集だったのでOther ObjectiveとEssayもこなす。
BEC 2004年版Willyをひたすらまわす。
こんな感じでした。A予備校のためA予備校の模試ではこの方法で高得点を取れるのはあたりまえですよね。
実際試験を受けた感じは,Willyの説明部分では確かに述べられているが問題にされていなかった部分に対応できなかった。
↑をふまえた2月受験に向けた1月2月の対策は・・・
BEC 2005年版Willyを思い出す程度にこなす。その後Biskをひたすらまわす。
2005年版のWillyは8割方2004年版と同じでした。これだったら2005年版を買う意味はなかったのですが・・・
Willyのパターンに慣れてしまった自分にはBiskはとてもよい問題集でした。KTさんもHPで書いていたように,Willyが解けるからといってもBiskの正解率は低かったのです。自分の理解がWillyの問題に慣れていただけでした。
実際の試験はというと・・・
Willyの出題パターンとBiskの出題パターンの2種類の洋書になれたおかげで,見たことのないようなお手上げの問題はでませんでした。すべての分野から満遍なく出題され,皆さんがおっしゃるようにタイムスケジュールは非常に大切だったと思います。
各テストレットを45分で解く予定でしたが,1テストレット50分 2テストレット55分 3テストレット45分でぎりぎり終了。
私の場合は2テストレットが難しく,3テストレットは簡単でした。BECは調整がないそうですが。
まだ結果が返ってきていませんので,結果が届き次第また報告したいと思います。ちなみにもし不合格なら5月に再受験にいってきまーす。
(ページ先頭へ)
里香さん
2005年2月25.28日 atグアム
2005年2月25日金曜日BEC(87点で合格)
MCだけなので、他の科目と比較すると時間にも気持ちにも余裕が持てる科目だと思います。1テストレット45分と区切りをつけましたが、私はテストレットを出る前に、全問見直しをして、時間が45分になったら、次に進むようにしていました。試験で時間を余らせるのは勿体無いと思います。USENの模擬テストを事前に受験していましたが、本番の方が難易度はやさしい印象を受けました。また、いつもCPAのテストは手ごたえがあると、却って落ちている印象がありますが、このBECだけは、手ごたえ通りでした。私の中では他の3科目よりもずっと合格しやすい科目だという印象があります。このテストは1科目でも通ると気持ちが楽になって合格しやすくなるので、突破口にはBECは最適だと思います。BECはMCのみの今年がチャンスだと思います。
2005年2月28日月曜日REG(80点で合格)
REGは私の中で、結構鬼門になっている科目でした。時間が少ない科目という印象もあり、ものすごく緊張しました。これもテストレット30分と区切りをつけましたが、テストレットを出る前に、全問見直しをして、時間が30分になったら、次に進むようにしていました。1テストレット目から、標準より難しい問題にしか思えず、2テストレット・3テストレットは「よくも、こんな細かい問題考えるよな。これがHARDじゃなかったらやってられない」というような問題ばかりでした。教科書の1文で、さらって書いてあるけど、問題にはなっていないような部分・先生が講義で「ここまで細かい問題は出ません」と言っていた問題が出ていて、この試験の恐ろしさを感じました。
極め付けがWCも全く教科書に触れられていない難問が出ました。WCは全体の10%で、これを1問外すと5%のマイナス。でも、問題文をよく読むと「きっとこう書かせたいに違いない」という出題者の意図が何となく理解できて、それを信じて書きました。帰国してから調べたら内容的には正解していました。分からなくても、問題文を良く見ることも大切だと思います。シミュレーション後半は、泣きたくなるような難問が出て、殆ど出来ませんでした。MCの見直しなんてしないで、もっとシミュレーション難問用に時間を取っておけばよかった思いながら time over。絶対駄目だな、って思っていましたが、通ってました。やっぱシミュレーションのグラフはとても低かった。REGでMCの見直しは余程怪しい問題以外はしないほうがいいと思います。
ホテル情報
今回はクリフホテル(グアム会場に歩いていける唯一のホテル)に泊まりました。
Ciiff hotel担当者imelda long <imeldalong@yahoo.com> (FAX 671-477-1044 TEL 671-477-6273)
一泊50ドルです。ホテルの人はとても親切で、会場まで往復10ドルで送ってくれます。空港も従業員の人の都合が付けば10ドルで送ってくれます。食べ物は近くにタコベルがあるし、ショッピングセンター(サンドイッチが買えます)もあり、ついでがあれば送ってくれます。近くにカルメンズチャチャチャという、地球の歩き方にも乗っているおいしいメキシコ料理レストランがあり、そこのタコスが最高でした。タコベルでテイクアウトしたい、といったら従業員の人に反対されて、ここを進められましたが3ドルくらいの違いで本格的なタコスが食べれますよ。
部屋も、清潔であってほしい場所は清潔。ベット・お風呂・トイレはきれいです。床があんまりきれいじゃないので、スリッパを持っていきましょう。お湯が欲しい場合は、マグカップ(これも持参しましょう)にミネラルウオーターを入れて、ロビーに持っていくとレンジで暖めてくれます。珈琲はフロントで2ドルで言えば作ってくれます。レストランも空いてなくても、「お昼食べれないと困るんだけど」というとあけてくれました。観光を含めず、受験のみの目的で行くならお薦めですよ。
(ページ先頭へ)
GOMEZさん
2005年4.5月テストレット at?
シミズマンさん
2005年7月 atハワイ
今回はBECだけの受験だったので、2泊4日でした。
ご参考までにハワイでかかった費用を報告します。
旅行会社のプランでは2泊4日のプランがなかったので、JALのWEB悟空でチケットを購入
105,000円(空港税等込)
HISでワイキキ・ハナホテルを予約
ハイアットリージェンシーの真裏で、受付には感じのいいおばさんがいて、15時のチェックインでしたが話をしたら10時に入れてくれました。
1泊4,200円×2=8,400
HISで空港⇔ホテルの送迎オプションを予約
往復4,500円
HISでトロリーバスのチケットを購入
乗り放題2,300円(あまり必要なかったかも)
合計 120,200円
空港⇔ホテルはK.Tさんおすすめの公共バスを利用すれば4ドルですみます。
また、DFSギャラリー⇔アラモアナホテルは無料送迎バスを利用して、公共バスと同様2ドル払えばトロリーバスにも乗れるので、
受験時間に余裕のある方はタクシーを使わなくても行けると思います。
(私はアロハタワーまでトロリーバスを利用しそこから10分弱歩いて試験会場へ行きました)
(ページ先頭へ)
Tahitiさん
2005年8月29日 atテキサス、サンアントニオ
結果:80
今回も一科目に絞っての受験でした。FARの有効期限が2006年5月であるため一科目のみの受験でもプレッシャーがありました。
私の場合はほとんど浪人生状態で毎日勉強のみで7月から2ヶ月を過ごしました。毎日8〜9時間REG漬けでした。合計400時間弱。FAR,BECの勉強量と合わせるとCPA合格まで1000時間という予備校の歌い文句はとっくにオーバーしています。しかし、それは私の問題なのでしょう・・・
試験前の状態としては、Biskを4回まわした結果、全体で95%くらいの正解率(4回もまわせばこのくらいは覚えてしまうのであまり意味のある数字ではないでしょう)。試験10日前くらいにAICPAのリリース問題を試しました。2004年リリースの20問の正答率は80%(16/20)。2005年リリースの40問87.5%(35/40)。FARでは13/20(2004年リリース→78で合格)、BECでは14/20(2004年リリース→77で合格)に比べると出来がよく、これはいけるかも!と少しホッとしました。
試験当日、真夏でしたがアメリカでは真夏の室内はとてもさむいので長袖のカーデガンを着て試験を受けました。少し早めに試験を受けられるかテストセンターで聞き、他の人が早く試験を終わるようなら早く受けられると言われたので、大学内(サンアントニオは大学の構内にテストセンターがありました)の図書館で勉強をして、約1時間前にテストセンターに着き、すぐに試験を開始できました。
時間配分としてはマルチに30分×3、残りの1時間半をシミュレーションの予定でしたが、以外にマルチには時間がかからず、各マルチに25分くらいの配分でシミュレーションには各50分くらいあてることができました。
マルチの感覚としてはFAR,BECに比べBiskで見たことのあるような問題が多かったと感じました。それでも30%くらいはまったく見たこともないような問題だったと思います。考えてもわからないような問題では止まることなく、後でチェックできるようにだけしてドンドン次に進みました。REGは知っていればすぐに答えられるような問題が多く、考えても知らなければわからない問題は最適なGuessをするしかありませんでした。
シミュレーションもFARに比べれば出来は良かったと思いました。一番の心配事であるWritingも、マルチで解いている問題の解説を英文で書ければ、ある程度は書けるような問題でした。幸い、時間切れとなることなく試験を終わらせました。試験後の感じは、正直なところFARやBECよりも良かったのですが、この試験は手ごたえがいい方が危なかったりするので決して安心はできないと思っていました。試験の結果が来るまでは合否の予想ができないのがCPA試験だと思います。
以前FAR,BECの結果を受け取った住所から現在の住まいのあるアメリカの住所に住所変更をメールでデラウェアコーディネーターに送り、住所変更済みの返信も受け取り安心していましたが、中々結果が届かないのでデラウェアコーディネーターに(9/28に)問い合わせたところ、9/23に発送済みであり、違う住所に送ったとのこと。送り先が日本でないような言い方だったので頭が真っ白になり、どこに送ったのかを確認せずに、現住所に送ってもらうようにお願いしました。いつになったら結果を受け取れるのかイライラしていましたが日本時間の9/29に、日本の家族から結果が届いたと電話をもらいました。80でPASSと書いてあるとのこと。まさか旧住所に届くとは・・・しかし、これでやっと試験の結果を心配する毎日から開放され、次の科目であるAUDITの勉強に集中できます。
私はFAR2004年11月、BEC2005年5月、REG2005年8月の受験で合格し、一科目ずつの受験で一歩ずつ進んできました。二科目でさえ一度に勉強することができない要領の悪さでここまでやっと来ましたが、三科目終わってやっとゴールが見えてきた気がします。毎回、これを落としたらFARの期限に間に合わずにまたFARを受けることになるかもしれない・・・とプレッシャーを感じていました。二科目一気に合格通知をもらえればどれだけ時間的な余裕があったかな・・・と思いますが、私には時間はあってもそれだけの能力はないので、こうして三科目終わらせることができただけよかったと思っています。
Professional LiteratureではCODEの検索はできないのでこのサイトを使いました。検索した文字が赤で出てくるので使いやすいです。
http://www4.law.cornell.edu/uscode/html/uscode26/
FormはIRSからダウンロードして確認しました。
http://www.irs.gov/